浮気相手に誓約書を書かせて別れさせる
警告文等を送り付けても浮気相手が不倫関係を解消しようとしない時、あるいは浮気調査で得た証拠を活用して示談が成立した時などにも、最終的には「今後、二度と会わない」と不倫関係を永久に解消させる、配偶者と浮気相手が二度と会わないようにする措置が必要になります。それが不倫の誓約書です。
それには下記のような誓約書を書かせる事になります。そうでなければ、不倫のような不法行為を平気でやってのける身勝手な人間の口約束など当てにならない事、この上ないからです。この誓約書は例文、見本ですが、できるだけ事細かに内容を書いておいた方が良いでしょう。探偵の浮気調査の証拠がなければ、知らぬ存ぜぬで切り抜けようとしてくる不誠実で非常識なのがこういった人種ですから、口約束では絶対に駄目です。
誓約書
平成◎◎年◎月◎日、並びに平成◎◎年▲月▲日、その他、複数回にわたり私 ●● ●●は■■ ■■さんが既婚者である事を承知しつつ、名古屋市内のラブホテル◆◆◆等にて■■ ■■さんと肉体関係を持ち不貞行為を繰り返し行いました事実を認めます。
私は本日以降は配偶者である■■ ●●様の承諾承認なしには■■ ■■さんと会うなどの一切の接触しないこと、また電話メール等の一切の連絡をお互いにしない事を誓約致します。
この誓約内容に違反した場合は、その都度、その事実が判明した時から7日間以内に■■ ●●様に無条件で金300万円を現金にて持参し、お支払いする事を誓約致します。
平成◎◎年▲月●日
住 所 愛知県名古屋市天白区野並●丁目●●番地 ●●マンション◇◆号室
氏 名 ●● ●● 押印
色々な書き方はありますが大切な部分は…
不貞行為という不法行為を故意に行ったという事実を認めさせる
そしてもう二度と会わない、連絡も取らないといった約束
約束を破った場合は、無条件でその都度、金銭を支払うという約束
…といった内容を浮気の誓約書に盛り込む事が肝要です。こうした誓約書として書面に残せば、あとで約束を破った時に慰謝料請求などの報復措置が即座にできますし「無条件で」と事前に約束させる事で、不倫の相手が抵抗措置をとる事をやめせさます。また、こういった多額の違約金の条件を盛り込めば、それが今後、不倫関係の元鞘現象を防止するための防波堤になります。
不倫の誓約書 ワンポイントアドバイス
誓約書に関しても、警告文と同様に当事者が上記の誓約書の見本を参考にして作成しても問題はありませんが、その誓約内容が正式なものである事を示す為にも、できれば行政書士や司法書士などの法律家に作成を依頼したほうが良いでしょう。
法律家の氏名や印を入れてある誓約書は、いわば
「法律家を立会人として正式に約束をする」
という意味ですから当事者に与えるプレッシャーが断然違うものです。
相場として数万円程度の出費にはなりますが「今後、浮気をさせない抑止力」を買うのだとそう考えれば決して無駄な出費にはなりません。
法律家の推薦も弊社にご相談下さい。